9/10 研修10日目

 

2日目以来の朝のタオダン公園を散策しました。

朝6時であるにも関わらず、たくさんの人がマシーンや散歩やダンスなどで身体を動かしていて、この国を知ったり感じたりする為にはやはり早起きが肝心である事を再度実感。

日本と同じ健康思考・朝型の考え方なのか、漁港町の名残なのか、暑さが故の行動なのか…

いつか誰かに聞いてみたい…

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午前は、ホーチミン日本人補習校に訪れました。

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懐かしい。

おそらく日本人学校のものだと思うが、目指す児童・生徒像の中に『思いやりがあり、異文化理解につとめる、心豊かな児童・生徒』というのがあった。

"異文化理解"ここに通っている生徒たちは、教師たちはどう思っているのだろうか。

常日頃異文化の中で生活するとは?小さい頃からなら、ある意味何も気にしないのかもな。

 補習校の生徒の場合は全く違うと思うが。

家庭・言語・学校環境が人それぞれであり、それだけ多様で複雑な関係性がある。

子どものアイデンティティは?母国語は?

そもそも母国語って??

凄く難しいと思った。

自分の意思で、気持ちで、好みで、自分自身が自分のことを決めなければいけないーそんな状況にずっとたたされているのだろう。

"キャリアデザイン"なんて簡単な言葉で自分たちはそれを呼んでいるが、僕たちはある意味自由な状況下でのキャリアデザインなのではないか。

今日接した子どもたちが直面している状況は、国や言語といった大きな枠組みの中で、でも目の前で絶えず関わる、そんな窮屈な今・未来なのかなと思った。

 

 

TOONに連れて行かれて以来、また行きたいと思っていたチョロンへ。

まず、ビンタイ市場。

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カオスと聞いていたが、これほどカオスとは(((o(*゚▽゚*)o)))予想の3倍ぐらいでした笑

好きなサンダルを見つけたのですが、卸売店だからお前には売れないと言われ断念。

悔しかったので、チャータム教会へ。

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1900年に建てられた由緒正しいカトリックの教会なのに、テレビや扇風機が付いてて良いのか…神聖さが…と謎でした。

こういう風に、少しテキトーなところがあるからこそ、華人の文化も残ったチョロンという街は存在するのかなぁと。うまく融合しているのでは?と思いました。

ベトナムと華僑とキリストの融合。

この国の文化って何?と少しわからなくなりました。日本の文化・習慣も良いとこ取りであるし、そのような感じなのかな…。

今現在、50万人の華人がチョロン地区には住んでいるという。看板を見たらベトナム語と漢字で書かれていたりしたが、見た目では華人であるのかわかりませんでした。

 

 

今日は、木村さんが補習校の教師時代の話が一番印象的。

『「ベトナム人である前に"〜君でしょ?"」それで良いんじゃないか。何人だからって、偉いも偉くないもない』

 

人として関わる。

違う国、違う文化の人でも変わらない。

同じ国の人同士であっても難しい。

そう思います。

 

 

 

明日からは、カントーへ一泊二日のショートトリップ。

 

ホーチミン以外の地を、雰囲気を、自分のまだ知らないベトナムを、

観光を通して感じたい・楽しみたい!!楽しみ!!